2018年7月30日月曜日

【CreateBackup】Ver 01.05 リリース

CreateBackup v01.05 をリリースします。
2018/xx/xx Vector 公開依頼未定
2018/xx/xx Vector 公開未定

現在、テスト中です。

フォルダの差分バックアップ機能を追加します

Windows標準コマンド「robocopy」を使用したフォルダの差分バックアップ機能を追加します。


robocopyとは

 2つのフォルダの内容を同期させ、ファイルやフォルダの内容を同じ状態に保つ機能は、ファイルサーバのバックアップや個人的なデータのバックアップ、リモートオフィス同士でのデータの同期など、システム管理のさまざまな場面で利用される。このような用途に利用できるコマンドとして、copyやxcopyコマンドがある。フォルダの同期に利用できるツールとしては、この他にも「robocopy.exe」というコマンドラインツールがある。

 robocopyは、もともとはリモートのファイルサーバ同士でファイルやフォルダ、ユーザープロファイルデータなどを同期させるために作られたコマンドである。その名前は「Robust File Copy」の略であり、堅固(robust)で確実なファイルコピーという意味を持つ。

引用元:Windowsの「robocopy」コマンドでフォルダをバックアップ/同期させる:Tech TIPS - @IT




robocopy コマンドのオプションは、以下の通りです。

ROBOCOPY "コピー元フォルダパス" "コピー先フォルダパス" /log:"ログファイルパス" /mir



robocopy コマンドのオプションは、設定ファイルのDIFF_BACKUP_OPTIONプロパティに設定しています。デフォルトの設定値は以下の通りです。
robocopy コマンドのオプションを変更したいときは、このプロパティの値を各自で自由に変更してください。
 
#=========================================================
# 
# DIFF_BACKUP_OPTION プロパティ
# 
# 
# <EN>
# This property is to set the differential backup options.
# The options is for robocopy command.
# Default is /mir .
# 
# 
# <JP>
# このプロパティは、差分バックアップのオプションを設定します。
# このプロパティには、robocopyコマンドのオプションを設定します。
# デフォルトは「/mir」です。
# 
# 
# Since v01.05
#=========================================================
DIFF_BACKUP_OPTION=/mir
 

robocopy コマンドのログファイルは、本ツールのフォルダにあるLogフォルダ内に生成されます。



ログファイル名「diffbk」は、自由に変更することができます。
設定ファイルのDIFF_BACKUP_LOG_FILE_NAMEプロパティの値を変更してください。
#=========================================================
# 
# DIFF_BACKUP_LOG_FILE_NAME プロパティ
# 
# 
# <EN>
# This property is to set log file name for the differential backup.
# Log file name is diffbk when this property is blank.
# 
# 
# <JP>
# このプロパティは、差分バックアップのログファイル名称を設定します。
# 空の場合は「diffbk」が適用されます。
# 
# 
# Since v01.05
#=========================================================
DIFF_BACKUP_LOG_FILE_NAME=diffbk
 


設定ファイルに差分バックアップ機能のプロパティを追加します

追加するプロパティは全部で8つあります。各プロパティの概要は以下の通りです。
詳細は設定ファイルを参照してください。
  • DIFF_BACKUP プロパティ
     フォルダの差分バックアップを行います。
     
  • DIFF_BACKUP_INPUT_FOLDER_PATH プロパティ
     差分バックアップのコピー元フォルダの絶対パスを設定します。
     
  • DIFF_BACKUP_OUTPUT_FOLDER_PATH プロパティ
     差分バックアップのコピー先フォルダの絶対パスを指定します。
     
  • DIFF_BACKUP_SHOW_OUTPUT_FOLDER_DIALOG プロパティ
     差分バックアップのコピー先フォルダ選択画面の表示します。
     
  • DIFF_BACKUP_IS_GENERATE_LOG プロパティ
     差分バックアップのログファイルを生成します。
     
  • DIFF_BACKUP_LOG_FILE_NAME プロパティ
     差分バックアップのログファイル名称を設定します。
     
  • DIFF_BACKUP_OPTION プロパティ
     差分バックアップのオプションを設定します。
     
  • SHELL_RUN_INT_WINDOW_TYPE_DIFF_BACKUP プロパティ
     差分バックアップ時のプログラムのウィンドウの外観を示す整数値を指定します。
     
各プロパティの値を変更することで、差分バックアップの動作を変更することができます。


以上

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